令和6年度 芳賀歯科医師会『口腔がん検診』
2024/11/11更新
令和6年度『口腔がん検診』を開催しました NEW
令和6年11月10日(日) 茂木町まちなか文化交流館 ふみの森もてぎ(茂木町)にて「令和6年度 芳賀歯科医師会『口腔がん検診』」が開催され茂木町をはじめ、芳賀郡市の住民の方44名にご参加いただきました。
検診にさきだち、芳賀歯科医師会の木代会長から挨拶がありました。その後、芳賀赤十字病院歯科口腔外科の早坂純一先生から「口腔がん専門医が解説:早期発見が救う命と健康-定期的な歯科受診の重要性-」の講演をおこない、参加者の皆様に「口腔がん」についての知識を深めていただきました。「口腔がん」の多くは舌にできること、2週間以上治らない口内炎は歯科受診して歯科医に診てもてもらうこと、また特に症状がなくても数か月ごとに定期受診をすることで、むし歯・歯周病の予防だけでなく「口腔がん」の早期発見にもつながることなどをお話しいただきました。
講演後の検診は早坂純一先生、村上知弘先生の2名により行われました。幸い今回の検診を受けた方に口腔がんを疑うような所見はありませんでした。検診前後の待ち時間には茂木町保健福祉課の方々による「体組成計」による健康チェックや「ベジチェック」による野菜摂取量の測定で食事指導なども行われました。
芳賀歯科医師会『口腔がん検診』は来年度も開催予定ですので、ぜひご参加下さい。
11月に「口腔がん検診」を開催いたします
『口腔がんについて』
『口腔がん』とは、口腔(口の中)にできる悪性腫瘍です。
舌、上下の歯肉(歯ぐき)、頬粘膜(きょうねんまく:ほほの内側)、硬口蓋(こうこうがい:上あご)、口腔底(こうくうてい:舌と下側の歯ぐきの間)、口唇(こうしん:くちびる)、唾液腺(唾液を作る組織)にできます。
『口腔がん』では、『がん』ができた粘膜の色が赤くなったり、白く変色したり、形が変わったりします。口の中にしこりができる、口内炎がなかなか治らないなどの症状があらわれることもあります。歯ぐきに『がん』ができたときには、歯を支える組織に『がん』が浸潤(しんじゅん:周囲に染み出るように広がっていくこと)し、歯がぐらついたり、入れ歯が合わなくなってきたりすることがあります。
口の中に違和感など気になる症状があるときは、早めに受診することが大切です。
令和6年度 口腔がん検診
主催:芳賀歯科医師会 協賛:茂木町
日時:令和6年11月10日(日)
受付 8:30〜
講演 9:00〜 検診 10:00〜
会場:茂木町まちなか文化交流館 ふみの森もてぎ
(茂木町大字茂木1720-1)
講演:『口腔がん専門医が解説:早期発見が救う命と健康
- 定期的な歯科受診の重要性 -』
演者:芳賀赤十字病院歯科口腔外科 主任部長 早坂純一先生
対象:芳賀郡市内に住民票がある60歳以上の方先着50名
参加費:無料
申し込み期間:10月1日(火)~10月31日(木)(定員になり次第締め切り)
口腔外科専門医による「口腔がん検診」です
※ 事前申し込みが必要です
申し込み・問い合わせ
茂木町保健福祉センター「元気アップ館」
(茂木町保健福祉課健康係)
電話:0285-63-2555
講演会:令和6年11月10日(日)9:00~
テーマ:『口腔がん専門医が解説:早期発見が救う命と健康
- 定期的な歯科受診の重要性 -』
演者:早坂 純一 先生
口腔がん検診:10:00~
検診者:早坂 純一 先生、村上 知弘 先生
『演者、検診者紹介』
芳賀赤十字病院歯科口腔外科 主任部長
自治医科大学芳賀地域臨床教育センター 臨床教授
早坂 純一 先生
●日本口腔外科学会 専門医・指導医
●日本口腔腫瘍学会 口腔がん専門医
●日本がん治療認定医機構 がん治療認定医(歯科口腔外科)
●日本口腔科学会 認定医・指導医
●厚生労働省健康局通知緩和ケア研修会終了
芳賀赤十字病院歯科口腔外科 医長
村上 知弘 先生
●日本口腔外科学会 認定医
●栃木県緩和ケア研修会終了